2022年10月12日水曜日

台湾で人気のYouTubeチャンネルが「さんふらわあ」を紹介

以前「日本で一番魅力の無い県」を公開されていた台湾で著名なYouTubeチャンネル「三原JAPAN」が今度は大洗と北海道苫小牧を結ぶフェリー「さんふらわあ」を紹介してくださいました。

「小奈太感動到居然答應求婚了?開箱從東京到北海道的豪華郵輪之旅!【日本導覽原】」(三原JAPAN)

大洗港フェリーターミナルは茨城空港から50分程度、水戸から30分、人気観光地のひたち海浜公園から20分とアクセスしやすく、海浜公園・アクアワールド・大洗磯前神社と茨城の人気スポットを短時間で周遊できるのも魅力です。
茨城空港から新千歳空港への所要時間は1時間20分に対し、フェリーは苫小牧港まで18時間かかりますが、車で移動したい方や時間があっていつもと違った体験をしてみたいという方にはおすすめです(船での移動なので船酔いには注意。くわしくは動画でご覧ください)。
茨城空港からは陶芸体験が楽しめ、美術館や稲荷神社で有名な笠間や、余裕があれば日光や草津・伊香保へも足を伸ばせます。北関東の観光地を巡って温泉地に泊まり、翌日は北関東道で茨城に戻ってアクアワールドや海浜公園を観光、夕方からフェリーに乗船し、ゆっくり休んでから翌日昼からは北海道での旅行を楽しむというプランも考えられます。

2020年に公開された茨城県からの案件動画(台湾人のズズさんに茨城県の魅力を見つけてもらう企画)は30万回近い再生回数を記録しています。こちらでも大洗や那珂湊が紹介されています。
「外国人ズズ、日本一魅力の無い県に行く。」(サンエン台湾)

残念ながらタイガーエア台湾の台北便は10月12日現在で10月29日までの運休が決まっており、運航再開時期について発表はありません。すでに新千歳空港(日本経済新聞記事)や仙台空港(日本経済新聞記事)、新潟空港(日本経済新聞記事)での運航方針が報じられており、順次運航を再開していくことが予想されます。
日本国政府は準備が整い次第、地方空港でも国際線の運航を再開していく方針(NHK報道)で、特に需要のある韓国、台湾の各路線は早期に発表がなされる可能性が高いと思われます。2年以上にわたって日本に来ることができなかった海外観光客にとっては待ちに待った緩和措置、加えて為替相場は日本の一人負け状態で日本の物価が相対的に安くなっていることも追い風となることから期待が高まっています。
一方で航空業界は人員削減の影響で人手不足が深刻化している影響もあり、需要動向を見ながら人を回せない路線は再開できないこともありそうです(NHK報道)。
茨城県では笠間市にある笠間台湾交流事務所を台湾の旅行会社社長・会長が9月24日に訪れ、台湾向けの県内旅行商品の開発に力を注ぐ方針が伝えられたり(茨城新聞記事)、台湾やタイへの観光展示会に県が出展してPR活動を始めたり(NHK報道)と水際対策の緩和措置に伴って急増が予想される訪日客の県内誘引活動が活発化してきています。なんとか茨城空港の立地の良さ、県内観光地の魅力をアピールして台北便運航再開にこぎつけてもらいたいところです。

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