2014年5月16日金曜日

米子空港体験

去年12月から運航が始まった米子便。神戸空港を経由して2時間ほどで山陰地方とを結ぶ路線は茨城空港としては初の純地方路線(政令指定都市圏でも観光都市でもない)です。
ちょっと気軽に山陰へといってみることにしました。

茨城空港の醍醐味・タラップでの搭乗。航空機が身近に感じられます。

 夕陽に染められた神戸空港で乗り継ぎ。時間も短くストレスを感じません。
米子空港ではバスの乗り換え時間が結構キツめ。一応待ってくれますが急いだほうが無難です。

米子空港にはいたるところに鬼太郎たちがいます。

鳥取県の空港ですが、島根県とも隣接しているので便利な空港です。
 (松江城や出雲大社へもアクセスしやすいです)

 朝のうちに米子空港を去ります。

茨城空港ができたときにはまさか山陰地方と結ばれるとは思っても見ませんでしたが、スカイマーク社が見込みありということで茨城から多くの路線を張ってくれたことで、茨城からの旅行が快適にできるようになりました。
同じように就航先の方々にも気軽に茨城に来ていただきたいです。茨城空港が「茨城ってどこにあるの? どうせなにもないでしょ」という固定概念を覆すきっかけとなってくれればと思います。

2014年5月12日月曜日

茨城空港 4月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が4月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては提供座席数の増加で搭乗者数を増やしたものの、搭乗率自体は地方路線の増加で低下しています。
空港別では仙台空港や米子空港が知名度不足からか不振で、仙台―神戸が35.2%、米子―成田が22.2%、米子―新千歳が18.7%となっています。

茨城空港関連でも苦戦している路線が目立ちました。
新千歳便は1日2往復化以降では最低の36.9%、7838人と危機的状況です。就航先が増えた分北海道への魅力が相対的に下がっている気もします。
復活した中部便は時間帯が良くないこともあり、22.8%で1048人。全路線のワースト3に入っています。
新規就航の福岡便は49.9%で4597人。期待の路線だけに今後どこまで搭乗者数を伸ばせるか。
唯一、好調を維持している神戸便は57.1%で1万2121人と4月としては過去最多の搭乗者数を記録。茨城空港の実績を牽引しています。

2014年4月24日木曜日

那覇便季節運航で1日2往復に

スカイマーク社の発表によると、現在神戸経由で運航している那覇便に、7月18日からは中部経由便を加えて1日2往復にするとのこと。期間は8月31日までで茨城空港発は日曜日、那覇空港発は月曜日が運休となります。
これに伴い、新千歳便の運航時間も変更になります。今まで午後の新千歳からの機体はそのまま新千歳へ折り返していましたが、これが中部経由那覇便になります。逆に福岡から来た夜の便は新千歳へ向かうことになります。中部へ向かう時間は早くなり、新千歳へ向かう時間は遅くなります。
くわしい時間はスカイマーク社のホームページをご覧ください。

新設
那覇→茨城:06時00分→09時40分
茨城→那覇:18時50分→22時30分

変更
茨城→中部:18時50分→19時45分
茨城→新千歳:20時10分→21時35分

2014年4月18日金曜日

乗り合いタクシー 6月から本格運行へ

本日付日本経済新聞に現在実証実験が行われている乗り合いタクシーについて6月以降は本格運行を行うという記事が載っていました。
乗り合いタクシーは、現在バス路線が整っていないつくば市・土浦市と神栖市・鹿嶋市への利便性向上を目的に実験が行われており、つくば市と神栖市・鹿嶋市での運賃は1人当たり2000円、途中の土浦市・かすみがうら市と潮来市は1500円となっています。前日までに事前予約が必要ですが、バスと違って希望する場所で乗降できる点が魅力です。
これまでの10ヶ月間の試験運行では約1千人の利用があったとのことで、事業として成り立つと判断。今後は更なるPRを行って需要の多いつくば市からの空港利用増加につなげてもらいたいところです。

福岡便初就航 当日の様子

本日からスカイマーク社による中部空港と福岡空港への運航が始まりました。

福岡からの初便は15分遅れで到着しました。
 
多くの方々が福岡から茨城へお越しくださいました。

記念セレモニーで副知事よりあいさつ。

ご当地ゆるキャラ・ふくおか官兵衛くんも来県。

本日より便数も増えたスケジュール表。

20日までフェスタも開催しています。

2014年4月11日金曜日

東南アジア2社が茨城空港に興味

10日に東南アジアの航空会社2社が会見を行いました。
2月にチャーター便を運航したミャンマー国際航空は9月に関西国際空港へ定期便を就航させる意向を表明し、将来は羽田空港からも定期便を運航させたいと意欲を見せています。さらに日経新聞の記事では茨城空港については今後もチャーター便を継続させたいとも述べており、まだ茨城空港での事業展開に期待している様子もうかがえます。

また昨年、経営不振で日本国内線事業から撤退したエアアジアが来年新たな提携企業とともに再参入をすることが報じられ、成田空港以外の地方空港での国際線業務も視野にいれているようです。地方空港では具体的に神戸空港や仙台空港の名前とともに茨城空港も挙げられています。(ただ、神戸空港は既に発着枠がすべて使われており、国際線も就航できない状況です。)
首都圏の羽田・成田空港が発着枠に余裕がなく、料金も高いことを指摘し、新たにLCC専用空港を整備する必要性にも言及。現時点でその役割を担うべき茨城空港に注目し、職員を派遣して就航の可能性を探っているとのことです。
しかし、茨城空港に関しては開港時に就航はまずまちがいないと言われていたエアアジアが結局は羽田空港を選択して袖にされたことがあります。その後、春秋航空とスカイマークが路線展開し、その時とは状況が変化しているとはいえ、新たに調査が必要なのか正直疑問です。

2社とも茨城空港の将来性については認めていますが、先に就航している2社とは違い、自社で新たな顧客を開拓していこうとまでは思っておらず、現実的に採算が採れるかどうか他社の動向を見ながら慎重に見極めたいというのが本音かもしれません。

茨城空港 3月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が3月の搭乗実績を公表しました。
スカイマーク社全体としては3月単月としての最高を更新。今年8月に次ぐ過去2番目の搭乗者数を記録し、久々に良い実績となりました。特に減速の最大の要因となっていた羽田空港が大幅に改善。福岡便を始めとして、9割前後の搭乗率を残しています。成田空港や神戸空港でも搭乗者数を伸ばしており、地方空港の苦戦を補いました。

茨城空港関連では新千歳便が依然として客数が戻っておらず、前年比1001人減の1万1401人の51.3%と9ヶ月連続の前年割れとなっています。一方、那覇便や米子便を経由便で持つ神戸便は前年より3%利用者数を増やし、1万5556人の70.9%を記録。3月単月としては過去最高の実績を残しました。2路線合わせての実績は前年を下回っていますが、4月からは福岡便が加わって来るため、反転が確実視されます。