2022年11月10日木曜日

茨城空港ガチャコーナー開設

2022年11月、茨城空港2階にガチャコーナーが開設されました。場所は旧SPRING SHOP、茨城県のPRコーナーがあったところです。通常のガチャに加えて高額ガチャも設置されています。台数はそれなりにありますが、国内線利用者や見学者で購入する人は限られそうです。
新規にオープンしたガチャコーナーの様子。

かつては春秋航空のSPRING SHOPや茨城県の観光案内があった場所。

一方、11月1日からは韓国商品や外貨両替を取り扱うYesmartのAIRPORT PLAZAが臨時休業となっています。現状商品はすべて撤去されており寂しい雰囲気になっています。今後再開する予定があるのか気になるところです。
訪日需要が高まっている韓国。再び定期便が来ることが望まれます。

この日はちょうど那覇便の出発時刻に訪問したのですが、平日にもかかわらず搭乗手続き締め切り時間を過ぎても保安検査場は混雑していてかなり盛況な様子でした。
利用客が戻りつつある国内線。この日の那覇便はかなり混んでいました。

2022年11月1日火曜日

茨城空港 9月の搭乗実績

東京航空局が2022年9月の利用概況を発表しました。
9月も観光需要の回復傾向が続き、茨城空港の利用者は前年比248.1%増の4万7040人となりました。9月の国内線利用者数としては2018年に次ぐ過去4番目に多い実績で、最多だった2019年9月と比較すると75%程度になります。国際線はタイガーエア台湾の台北便の運航再開が期待されていますが、時期については未定となっています。

2022年10月27日木曜日

タイガーエア台湾 定期便就航4周年記念イベント

10月29日と30日にタイガーエア台湾定期便就航4周年記念イベントが開催されます。場所は茨城空港ターミナルビル内、時間は10時から16時です。
イベントでは台湾の観光地を紹介する動画の放映、ポスターの掲示のほか、セイコーマートなどターミナルビル内の店舗で買い物するともらえる抽選補助券を集めて行なう大抽選会、タイガーエア台湾の公式キャラクターのフーちゃん(虎將)との記念撮影も。またグルメやお土産をとりあつかう物産展も同時に開催される予定です。
朝日新聞にてイベント当日の記事が配信されています。

2022年10月25日火曜日

タイガーエア台湾 茨城便再開は早くても来年1月か2月

台湾メディアの情報によるとタイガーエア台湾は日本各地の就航先で人員不足が発生しており、当初計画していた冬ダイヤから大幅に減便せざるを得ない状況に陥っているようです。
日本の入国規制緩和を待って、すでにチケットを購入していた台湾の乗客たちからは不満が噴出。この危機的状況を打開するために陳漢銘社長は30人のスタッフを日本へ派遣することを決め、第1級都市に配置する予定とのこと。具体的には台湾で人気の新千歳便を現状の週3便から週7便へ増便できるようにし、羽田や成田、関西、那覇でも減便しないように努めるようです。
一方で仙台や茨城のような第2級、第3級の都市については一層人員確保が難航しており、早期の増便は困難な様子。茨城空港へはできれば来年の1月か2月に運航を再開させる方向ですが、現時点で決定できる状況にはなく、再開ができない場合は近隣の空港を増便し、顧客の輸送に協力することも県に提案していると報じられています。

2022年10月12日水曜日

台湾で人気のYouTubeチャンネルが「さんふらわあ」を紹介

以前「日本で一番魅力の無い県」を公開されていた台湾で著名なYouTubeチャンネル「三原JAPAN」が今度は大洗と北海道苫小牧を結ぶフェリー「さんふらわあ」を紹介してくださいました。

「小奈太感動到居然答應求婚了?開箱從東京到北海道的豪華郵輪之旅!【日本導覽原】」(三原JAPAN)

大洗港フェリーターミナルは茨城空港から50分程度、水戸から30分、人気観光地のひたち海浜公園から20分とアクセスしやすく、海浜公園・アクアワールド・大洗磯前神社と茨城の人気スポットを短時間で周遊できるのも魅力です。
茨城空港から新千歳空港への所要時間は1時間20分に対し、フェリーは苫小牧港まで18時間かかりますが、車で移動したい方や時間があっていつもと違った体験をしてみたいという方にはおすすめです(船での移動なので船酔いには注意。くわしくは動画でご覧ください)。
茨城空港からは陶芸体験が楽しめ、美術館や稲荷神社で有名な笠間や、余裕があれば日光や草津・伊香保へも足を伸ばせます。北関東の観光地を巡って温泉地に泊まり、翌日は北関東道で茨城に戻ってアクアワールドや海浜公園を観光、夕方からフェリーに乗船し、ゆっくり休んでから翌日昼からは北海道での旅行を楽しむというプランも考えられます。

2020年に公開された茨城県からの案件動画(台湾人のズズさんに茨城県の魅力を見つけてもらう企画)は30万回近い再生回数を記録しています。こちらでも大洗や那珂湊が紹介されています。
「外国人ズズ、日本一魅力の無い県に行く。」(サンエン台湾)

残念ながらタイガーエア台湾の台北便は10月12日現在で10月29日までの運休が決まっており、運航再開時期について発表はありません。すでに新千歳空港(日本経済新聞記事)や仙台空港(日本経済新聞記事)、新潟空港(日本経済新聞記事)での運航方針が報じられており、順次運航を再開していくことが予想されます。
日本国政府は準備が整い次第、地方空港でも国際線の運航を再開していく方針(NHK報道)で、特に需要のある韓国、台湾の各路線は早期に発表がなされる可能性が高いと思われます。2年以上にわたって日本に来ることができなかった海外観光客にとっては待ちに待った緩和措置、加えて為替相場は日本の一人負け状態で日本の物価が相対的に安くなっていることも追い風となることから期待が高まっています。
一方で航空業界は人員削減の影響で人手不足が深刻化している影響もあり、需要動向を見ながら人を回せない路線は再開できないこともありそうです(NHK報道)。
茨城県では笠間市にある笠間台湾交流事務所を台湾の旅行会社社長・会長が9月24日に訪れ、台湾向けの県内旅行商品の開発に力を注ぐ方針が伝えられたり(茨城新聞記事)、台湾やタイへの観光展示会に県が出展してPR活動を始めたり(NHK報道)と水際対策の緩和措置に伴って急増が予想される訪日客の県内誘引活動が活発化してきています。なんとか茨城空港の立地の良さ、県内観光地の魅力をアピールして台北便運航再開にこぎつけてもらいたいところです。

2022年10月4日火曜日

茨城空港 8月の搭乗実績

東京航空局より2022年8月の利用概況が発表されました。

茨城空港の利用者数は国内線のみで5万7362人と先月に引き続き、新型肺炎の影響が出始めて以降で最多を更新しました。8月単月として最多だった2019年と比べると85%ほどにまで回復しています。
8月は新型肺炎の感染第7波のピークを迎えましたが、外出規制をしなかったことから利用者の減少は最小限になった模様です。9月以降は少しずつ感染状況が改善してきていますが、依然として連日死亡者が複数人出ており、ここ最近は県内の新規陽性者数も横ばいの状況となってきて、楽観できる環境ではありません。10月は行楽シーズンで3連休を中心に旅行を計画される方も多いため、基本的な感染症対策の継続が強く求められています。

2022年8月31日水曜日

茨城空港 7月の搭乗実績

東京航空局より2022年7月の利用概況が発表されました。

茨城空港の利用者数は国内線のみで4万7963人と新型肺炎の影響が出始めた2020年3月以降では2021年11月の4万5645人を抜いて最多となりました。7月単月として最多だった2019年7月と比べると87%ほどまで回復してきています。
ただ、オミクロン株の感染者が7月は爆発的に増加。深刻な被害を出した第6波を大きく上回る感染状況に見舞われました。第7波に突入して医療崩壊が起きる中でも政府は従来のような行動制限をかけなかったことから感染症対策が疎かになり、連日多くの死者を出す事態につながりました。7月の航空需要の回復はこうした犠牲の上での数字で成り立っています。
8月は更に感染者が増え、死者は1日300人を超えるまでになりました。9月以降一旦は感染状況が改善すると思われますが、これまでの経験から年末の帰省や街への人出が増える12月から1月には再び危機的状況が来ると警戒しておかなければなりません。