2012年7月16日月曜日

春秋航空 茨城空港を国内第2の拠点に?

茨城新聞にて春秋航空定期便就航に関する特集記事が掲載されています。
記事では成田空港がLCCを積極的に受け入れている状況で、茨城空港はまだ航空会社にも利用客にも十分優位性が認知されていないとしています。
春秋航空も2013年には日本の合弁会社を立ち上げて、日本国内線に参入する意向ですが、拠点空港は自衛隊との共用空港である茨城は利便性で劣るとして成田空港を選ぶようです。成田空港を日本の拠点として中国各地へも路線を拡大する予定で、成田空港と競合する茨城空港にとっては残念なニュースです。
ただ、日本国内線が支持を得られて増便するようになれば茨城を第2の拠点空港にしたいともあり、今後春秋航空による茨城国内線の可能性も十分にありえる様子です。
一方、日経新聞ではジェットスターが成田空港の滑走路から離陸するまで1時間もかかり、その影響で初日から欠航が出たことから、混雑する成田空港は折り返し時間をできる限り短くしたいLCCにとっては不便な空港と評しています。茨城空港では離陸までの時間が極めて短いので、着陸料の安さに加えて、こういった格安航空会社にとっての使い勝手のよさも成田空港との差別化には有効なのではないかと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿