2014年2月19日水曜日

2月の茨城空港の様子

2月19日にミャンマー国際航空のチャーター便がやってきましたので、茨城空港へ行ってみました。

ミャンマー国際航空の機体。ミャンマーの国旗も入っています。

この日は上海便がない日なので国際線の出発はこの1便のみです。

垂れ幕も掲げられています。福岡便運航も並べてPR。
 
当日は非常に良い天気でぽかぽか日和でした。出発が少し遅れたため、スカイマークの新千歳便が先に出発。少し早めに着いた神戸便も到着してきました。
 
気になる乗客数ですが、予想以上の利用低迷に、直前に格安ツアーでてこ入れしたようですが、やはり事前周知が足りないことも影響してか50人ほどと大変厳しい状況でした。ここまで苦戦した要因はやはり事前に募集したツアーの価格が非常に高かったことと、ミャンマーというまだなじみのない国へのPR不足にあるような気がします。近隣諸国と比べて物価が安いといわれているミャンマーへLCC対応空港として売り出している茨城空港で発着するならば、期待されるのは激安ツアーだったはずですが、欧州ツアー並みの高額な料金設定では売れなくても当然と言う気がします。
今回はマーケティングで失敗したわけですが、茨城空港が目指す方向としては当初の計画通りLCCを誘致しての価格競争力を発揮していくべきだと思います。訪日客が大幅に増えている東南アジアや台湾ではLCCが勢力を拡大しています。今後も成田空港へ乗り入れができない航空会社が出てくるはずで、好機は十分にあります。第2の春秋航空が現れたときには今回の失敗を活かして万全の支援ができるようにしてもらいたいです。

2 件のコメント:

  1. まず、今ある路線の搭乗率アップと福岡、名古屋などの新規路線の利用者を獲得し、リピーターとして定着させることに全力を挙げるべきと思います。空港管理者は旅行社や企業、農協などに働きかける努力をしてほしい。また、ターミナルが日本一小さいとアピールしていますが基本的インフラはある程度整備すべきです。LCCが成田に就航するのはインフラが整備されているからです。日本では安いだけでは時間がたつと飽きられます。便利さや快適さも利用者を増やす要素です。

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    1. 幸か不幸かスカイマークがLCCと他の空港で競争に巻き込まれて低迷しているお陰で、相対的に競合のない茨城空港が重要視されてきました。是非新規就航路線を含めて実績を見せたいところですね。神戸便は安定してきているので季節によって変動の多い新千歳に力をいれてもらいたいです。
      福岡便は需要があると思いますが、まだまだ知名度がありません。予約状況も初便は売れていますが、それ以降は微妙です。もっともっと宣伝が必要です。

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