スカイマーク社より6月の国内線搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全路線では搭乗者数が8.3%増。搭乗率はほぼ前年並みの結果でした。路線別では米子路線の改善が見られ、成田空港も路線数の絞り込みが功を奏しているようです。一方、幹線の羽田空港と神戸空港は伸びが見られずやや苦戦気味です。
6月は毎年利用者が減少する茨城空港関連では今月も神戸便が好調。6月としては過去最高の1万0864人で前年比4.1%増。搭乗率も51.1%で4年ぶりに5割を超えました。昨年の7月以降低迷が続いていた新千歳便も1万3641人で前年比1.0%減と減少に歯止めがかかってきました。7月からは前年が1日1往復運航だったため、大幅な利用増が望めそうです。
反面、冴えないのが、新規就航の2路線。中部便は時間帯の都合上やむを得ないのですが、搭乗者数が1399人の13.4%と極端に低く、全路線ダントツの最下位となっています。長い目で見たいと再就航時には話していましたが、その後は見直しも検討しているとの報道もあり、このままでは再度運休となってしまいそうです。那覇経由便でどこまで利用者を取り込めるか7月に注目です。
福岡便も伸び悩みが顕著です。実績9150人で搭乗率は43.1%とこちらも全路線で3番目に低い搭乗率です。福岡便は仙台空港でもそれほど高い搭乗実績を残していないため、需要そのものが微妙なのかもしれません。しかし、茨城空港では新千歳、神戸と並ぶ主要路線のため大事に育てていかなければいけない路線でもあります。
札幌便は搭乗率戻ってきました。予約状況をみると7~8月も70%超えるのではないでしょうか。また神戸便もかなり好調です。午前、午後両方とも、土日に限らず平日でも行きも帰りも70%は埋まっています。8月は80%越えそうです。沖縄経由便と米子経由便が影響大です。しかし、反対に福岡便の搭乗率全く上がりません。7、8月でさえ50%越えるのがやっとです。これは平日利用がほとんど無いのと午後便利用が無いためです。原因としては福岡からの午後便19:35分着の帰りのバスが無いことが大きいのではないでしょうか。水戸行きの高速バスはありますが石岡行きが無いため、土浦や、つくば、牛久、取手の人は利用できません。車利用は多いですが電車利用もある程度あるのでその方たちが利用を諦めているのが実情です。早急に石岡行きバスの検討をしてほしいです。福岡便は福岡から直接来て福岡に帰る便に変更するのと、石岡行きバスが対応できるよう時間の調整を要望したいです。名古屋便は時間帯が悪すぎです。名古屋から昼1時頃来て1時半名古屋に行くようにすればかなり期待が持てます。このままでは利用者増えることはないので廃止の可能性大きいです。
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