2014年10月31日金曜日

スカイマーク 最終損益136億円

スカイマークの中間期決算が衝撃を与えています。
年間を通じて最大の繁忙期だった第2四半期を終えて、赤字額は前四半期から減らず、手持ち資金は40億円ほどにまで減少しています。
上半期の結果を受けて、通期予想も下方修正され、136億円もの最終赤字となるようです。
プラス要因としては赤字の主要因だった成田空港からの撤退や、原油価格の下落があるものの、それを上回る程のA330導入費用と円安が響いています。
順次A330が稼働し、新運賃による収益増加効果が表れれば幾分かは好転するかもしれませんが、最大の懸案事項であるエアバス社との損害賠償金は今回の損失には含まれていません。場合によってはさらなる特別損失を積み増す必要がありそうで、現時点では今期を乗り切れるかどうかが最大の焦点となりそうです。

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