2014年11月16日日曜日

福岡便体験4 下関・小倉

門司港駅から2つ目の駅である門司駅で乗り換え、下関市へと向かいます。当初は行く予定はなかったのですが、調べてみると意外と時間がかからないことが判ったので寄り道してみました。
関門トンネルを通った先の下関市はイスタンブル市と姉妹都市となっています。実際、関門海峡とボスポラス海峡の景色は良く似ているようです。
また無学なため、高崎山が大分市にあるのと同様、巌流島が下関市にあることも今回の旅行で初めて知りました。
下関市にある「海峡ゆめタワー」。

展望台からは下関市内を一望できます。

関門橋と第1ボスポラス橋。姉妹都市の景観はよく似ています。

 宮本武蔵の「巌流島」。当時はもっと小さかったそうです。

下関市から再び関門トンネルを経て、北九州市小倉へ。小倉城は現在改修中。門司港駅もそうですが、なぜか旅行が改修期間に当たることが多く、これまでも姫路城や名古屋城が一部改修で見られないことがありました。ただ、今回は外観は見られるので特に問題ありませんでした。
小倉といえば森鷗外ゆかりの地ですが、同じく文学者として忘れてはいけないのが松本清張生誕の地ということ(一説には本籍地とも)。小倉城のすぐ隣には松本清張記念館が建てられています。『砂の器』『点と線』『ゼロの焦点』など社会派推理小説作家として知られる松本清張ですが、処女作『西郷札』、芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝」など時代小説や現代小説も高い評価を得ています。また、邪馬台国についても九州説に基づいた独自の考察を行っており、昭和史の闇にも切り込んだ作品を残しています。
小倉城と小倉城庭園、松本清張記念館は共通券を買うのがお得です。
趣きある「小倉城」と「小倉城庭園」。

「松本清張記念館」には愛用品や自宅が再現されています。

小倉駅からは福岡空港行きの高速バスが運行されています。高速バスというので茨城交通や関東鉄道が運行しているようなバスを想像していたのですが、外見が路線バスそのものだったので驚きました。
小倉から福岡空港へはおよそ1時間20分ほど。茨城空港へは1日2往復、夕方の便は17時50分発なので午後もゆっくり観光していられます。この日の便も行きの便同様の盛況ぶりで160人ほどが搭乗していました。しかも、スカイマークの羽田便の10分後ということでそちらの搭乗手続きがスムーズに行かないと茨城便にも影響が出てしまうようで注意が必要です。

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