2012年3月26日月曜日

開港3年目に向けて県知事の所感

県知事は開港3年目となる茨城空港について、これまでの状況については、ソウル便を除けば当初想定していた程度の便数になっており、及第点とのこと。
福島の原発事故の影響でアシアナ航空のソウル便が運休を続けていることは大きな影響となっているとも話し、原発事故を払拭して新たに国際的なLCCにどんどん参入してほしいと会見しました。現在もさまざまな路線を国内外で誘致活動しているとのことで、チャーター便についてはよい感触を得られているところがあるので実現に向けてがんばっていくそうです。
国の需要予測の観点から言えばまだまだ路線も便数も不足しているものの、開港前に就航が予想されていた国内4路線のうち2路線(北海道、関西)が実現し、さらにLCCである春秋航空の上海便の増便で3年目の利用者数は40万人突破も夢ではない状況です。いずれの路線も黒字とのことで、茨城空港に需要がないので需要予測に達していないのではなく、需要はあるが必要な路線が開設されていないため予測に達していないといえると思います。当初予定されていた国内4路線のうちまだ開設されていない沖縄、九州便は北海道、関西と比べても遜色のない旅客数を期待できる路線なので、ソウル便の復活と合わせれば需要予測の開港数年後で69万人という数字は十分実現可能な数字かと思います。

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