2012年5月11日金曜日

茨城空港 国内線4月の搭乗実績

スカイマーク社より4月の搭乗実績が公表されました。
スカイマーク全路線の搭乗率が65.8%と、おととしの81.5%、去年の69.4%と比べて非常に苦しい状況となっています。特に新規に就航した路線が低調で、関西-羽田28.7%、那覇-宮古30.7%、成田-旭川34.2%、成田-神戸37.6%、成田-那覇39.0%と需要と供給が明らかに合っていない感じがします。

茨城空港関連では新千歳便の搭乗率が48.7%と去年の57.4%と比べて大きく落ち込んでいます。1日2往復に増便された去年の6月以降では2番目の低さを記録しています。ただ、新千歳便は関西と競合する神戸も今年は大きく減少し48.8%と茨城とほぼ同じになっているほか、茨城と競合関係にある成田も45.3%と不振が続いています。なお、搭乗者の実数では便数が2倍になったことで4681人増の1万0169人と85.3%増えています。予約状況を見るに今年は値上げが影響しているものの、例年は不人気の6月に入ってからかなり好調なようで今後夏に向けて期待ができそうです。
一方、3月に増便された神戸便は時間帯が比較的良いこともあって前年の51.1%から今年は56.6%と伸び、鹿児島便の57.3%に肉薄する数字となりました。増便前の前年と比べて6831人増えて1万1712人と実数も140%増となっています。7月からは最安運賃が1万0800円になるということで予約状況は芳しくありませんが6月までは良い数字が望めそうです。
新千歳、神戸両便を合わせた国内線の実績は2万1881人で前年の1万3722人から大幅増となりました。

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