2015年6月10日水曜日

茨城空港 5月の国内線搭乗実績

スカイマーク社が5月の搭乗実績を公表しました。
主力の羽田空港の路線は那覇便を除いて昨年を上回り、他の路線も概ね回復傾向にあります。搭乗率が5割を切るような極端に利用者の少ない路線も神戸―米子便のみとなっており、路線絞り込みが効果をあげているようです。搭乗率が70%を超えるのは5月としては4年ぶりとなります。

茨城空港関連では神戸便が欠航の影響もあって前年比4.6%減の1万2290人だったものの、搭乗率では63.1%と5月としては1日2往復化以降過去最高の実績でした。
新千歳便は前年比1.9%増の1万1548人。搭乗者数自体はそこまで多くなかったのですが、提供座席数が減ったことで搭乗率は大きく改善。56.2%は5月として1日2往復化以降でこちらも最高となっています。
提供座席数が昨年から3500人以上減った福岡便は、特に影響を受けることなく前年比8.3%増の1万0918人と伸びました。搭乗率は59.3%で6割に迫っています。
6月は減便のため利用者の前年超えはかなり厳しくなりそうですが、搭乗率は良くなることが見込まれるのでスカイマーク社の再建で、茨城空港は評価してもらえる数字が残せるのではないかと思います。

1 件のコメント:

  1. 福岡便の利用が増えてきました。継続すれば神戸便以上に安定的利用が見込めるはず。しかし、9月からは往復1便に減ります。ここが不安ですが、とにかくリピーターを増やし搭乗率を高めることです。札幌便は冬は利用が極端に落ちますが福岡便は夏も冬も関係なく利用できます。神戸便と違い福岡まで新幹線でも7時間はかかります。待ち時間を入れても航空機のほうがが便利です。自動車社会である北関東で非常に利便性の高い茨城空港は羽田などと違った利用価値があります。福岡便を高い搭乗率で定着させればさらなる茨城空港の発展が見込めます。

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