2016年8月19日金曜日

深セン便も8月21日から運航停止

中国南方航空が運航している茨城-深セン便が8月21日をもって運航停止となると報じられました。あくまでも撤退ではないとのことですが、冬ダイヤでの運航予定はなく、来年の夏での再開も未定とのことで事実上の撤退と言えそうです。
深セン便は中国からのツアー旅行者が多く、搭乗率は堅調だったようですが、運用上の理由で停止措置がとられることとなりました。
昨年から新規就航した中台路線は最大で週21往復まで増えたものの、1年もしないうちに週6往復まで減少しました。訪日客は過去最多を更新していることから需要がないわけではないのでしょうが、航空会社にすると茨城空港は悪くはないが他にもっと良さそうな空港があるといった感じに取られているようです。

一方で国内線はお盆を過ぎても好調です。茨城空港にとって開港以来蜜月関係にあるスカイマークへの支援が最も重要ではあるものの、同社が再建途上である以上路線拡大は容易ではありません。チャーター便を運航したフジドリームエアラインズや他の大手航空会社とその関連会社にもこの定着してきた国内線需要をアピールして、スカイマーク独占ではもったいないと新規就航してもらえるように働きかけてもらいたいところです。

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